中学一年の春・・・
「よしっ!頑張るぞ」
四月満開の桜が咲く下で
度胸の言葉をするふぃは中学生になりました。

「あ~た~ら~し~い恋~♪」
とか、
言ってるのもつかの間・・・

入学式
クラス発表
全てにドキドキしてました。

「ふいー」
「あーみなみぃ」
みなみは保育園からの仲良し友達。
「クラス離れちゃったね・・・」
「うん・・・」
「なんかねお姉ちゃんが、この学校ロリコン教師多いんだって」
「えー・・・まぢで」
「それでね、その人見にいかない・」
「行く~♪」

遊び半分に見に行こうと思ったのに

それが出会いの始まりだった・・・

「ふぃ」
「っん?」
「この加藤先生と寺本先生」

加藤先生は数学の今にも弱々しい先生。
寺本先生は
優しそうな雰囲気だけどボディータッチが激しい先生。
「今にも触られそうだね・・・」
「うん」

まだ名前も知らない
二年にわたる切ない恋が始まろうとは思わなかった・・・