アタシはいつものように学校へ向かった。

あれ?すごく頭がクラクラするんだけど。

(バタッ)


『うぅーん。』

あれここどこ?確か廊下歩いてたら頭痛くなって...

『おいっ、お前。』

えっと、誰?

キョロキョロしてるアタシに、

『お前を呼んでんだけど…。』

『へっ?アタシですか。』

『そうだ、お前だ。』
『えっ何かアタシに用ですか。』

彼はなぜか笑った。

『同級生に敬語っておもしろいな!』

『あっよく見ればそうだった。なにっ、東翔っ!』

この東翔はアタシと同じ高2の同級生。
しかもチョー俺様なのにすごい人気。
アタシ的にはうらやましいぐらい。