「蒼歌!蒼歌!」

何回も名前を読んだらやっと起きてくれた

でも彼女は俺のこと忘れてたみたいだ


周りが騒がしくなってきた
俺が星ヶ丘財閥の御曹司だって気付かれたみたいだ


周りの声を聞いて彼女は走り去ってしまった


せっかく再会できたのに……!!


俺は走り去って行く彼女の背中をずっと見つめていた……