「考えてよ。俺とライトは腹違いってこと。身の毛がよだつ?」


ライト。
ライト。

Reilaさんの写真を大事そうに持ってた。
それで十分じゃない。
愛されてた。
それでいいじゃない。


「みく、甘いよ」


「……!?」


「俺は復讐する」


「な……に……」


復讐……?



「俺の母親が何も知らなかったとでも?苦しんでるよ、何年もね。
ようやく理由がわかったんだ。俺はアイツらに復讐してやる」


「まってっ。ライトは悪くない」


「ああ、そうかもな。でも……」