「可愛いね、クッ」


こいつ……
ライトよりタチワルいよ。

あたし、とんでもない奴に秘密知られちゃったんじゃない……?



「さて。問題です。俺が2人の関係をマスコミにリークしたら?」


「やめて!!」


「賢いねえ」


「お願い……」


あたしは胸元を隠し、必死に言った。
それだけは避けたかった。
ライトの邪魔だけはさせない。


「じゃ、またね」


本当に悪魔に見えた。

二葉……

何者なんだろう……