チュ---


「なにすっ……」


「俺ともデートしてよ」


なに……
突然……


「俺、あのポスターの子気になってたんだ。今日のパーティに来るって思ってた」


「……」


唖然、だった。
まさか。
そんな……


「テルが許した相手って、どんな女だろうってね」


その瞬間、
ククッて。

恐い笑みを浮かべたように見えた。