ピッ---

新しい仕事の話がきた。
みくに告げようと俺はSTAFFルームから出たが、なぜかその姿はない。


「あのさ、ライト……」


ミコトがお袋の写真を持って、申し訳なさそうな顔をした。

まじかよ。


「どこ行った?」


「わからんけど、1人にしてって」


「……ったく」


俺は物凄い勢いでBarを飛び出した。

あいつのことだ。
俺たちのことを知ったら……

見つけた。



「みく!!」