「いやあ、やってくれるね」


鈴木さんは満足そうだった。
この人のもってくる仕事はデカい。
やりがいもある。


「ありがとうございます」


俺は礼を言い、みくの元へ向かった。



パタン---


「照れてんの?」


「……っばか」


「綺麗だった」


「人前であんなことっ」


「人前じゃなきゃいいわけ?」


「ちがっ!!」