「なに?どうした」


「ルイのっ玉ねぎがっ」


「ああ、悪い悪い」


ちょっぴり泣いてしまった。
それはライトと同じだったから……?




「なーあ、御飯まだ?」


突然聞こえた低い声に、あたしもルイも驚いて振り返る。

絶対、アイツ。
ほらね。


「なんだよライト、いたのか」


「まあね。腹減った」


「い、いつから……?」


「秘密」