「ル……っ」


「残念でした」


目の前に立っていたのは、なぜかバーテン姿のライト。

なんで……


「お前の行動なんて読めるっての」


「う……」


そっか。
女の子なんてルイしかいないじゃん。

あたし単純すぎ。


「で。何が不満なわけ?」


「べ……別に」


「なに、言えよ」


「近寄ら……なくたって……」