高校1年生、それは普通の人にとって華の年齢である。


 でも私、桜 茲茄 にとって闇の年齢である。  (さくら ここな)


 

 なぜかって?さーなぜでしょう。


   ××××××××××××××


 『はぁ・・・・』


 『なーに、ため息なんかついてんの?』


     山西 夏帆
   (やまにし かほ)

  私にとって、夏帆は親友だと思ってる。

  私のことを多分1番しっている。
 
  学校も同じでクラスも同じ、いつも助けてもらってる。

  いつか、恩返ししなきゃね・・・

  

  『ねぇー茲茄ってば!』


  『ごめん・・・なんか疲れたなーって』


  『そっか、いまから私部活だけど・・・』


  『うん。了解。いってらっしゃい。』

  
  『1人で帰れる・・・・?』


  『大丈夫だよ。』


  『そっか、じゃぁまた明日ね。』

  
  『うん。バイバイ。』