お互い顔を赤らめた…。





デートの場所は遊園地。






舞依は自分でも感じていった。


徹の性格を、自分への想いも……

全て好きになっていってることを―…







「なぁ、観覧者乗る?」

「ふ、えぇ?!カップルの定番…」

「お前が嫌っつっても乗る。」


結局は自分が乗りたいんじゃない…

「の、乗りたい!」


徹は私の顔を一瞬驚いたように見て
スグに観覧者へと引っ張っていった。