5月9日
この日はある双子の姉妹の
大切な日であった。
「舞依、今日遊べるぅ??」
私は工藤(クドウ)舞依(マイ)
私に遊ぶことを誘ってるのは
美樹(ミキ)。私の大切な親友だ
おそらく、昨日フラれたから合コンの誘いだ!
こんな大事な日に、合コンなんてやってられねぇ!
「ごめん!今日はたいっせつな約束があるの!」
「えーー!!誕生日祝いに…」
「合コンでしょ?いらんって!」
「くぅ!バレたか!!」
もう、美樹のことは分かりきってるつもりだ
だいたい、美樹も今日の約束ぐらい知ってるくせに!
「いってらっしゃい★」
ナゲキッスなんてしちゃって!
馬鹿にしてんのか!
たかが万年一位のくせに!!
「はぁ~~?舞依、行かねぇのかよ~~」
「竜輝…アンタも巻き込まれていたのね…」
竜輝(リュウキ)とは私の男友達。
ちょーっと賢くて
ちょーーっとカッコよくて
ちょーーーっと…
面倒臭いな。この説明。
とにかく普通よりイイ。終わり。
「舞依が行かないなら俺も…」
「竜輝のことを待ってるs女学院の仔がいるのにな~~?」
「行きます!!!」