―—翌日



「おい!工藤、バリッバリ遅刻だぞ?」

「先生、幸せでしたよ?」


「お前…くるったな。」


クラス中の笑い声。

あの幸せの時間を誰かに分けてあげたいくらい幸せ。




絶対に分けないけど。




「舞依、どだった?」

「もぅ最高☆」





「美樹は?」





「え!?……それが―—」