「河田さんは?」
「河田は、一応撃てるって程度だなあ。
まぁかなりの下手だよ。和美さんの方がよほど上手いな。」
「はい!皆!昼休み終わりよ。
びびって帰っちゃうのかな?別にそれも仕方ないけど働く人は、働こうよ。
次郎さんも久しぶりに銃を撃ったから気が立っちゃたみたいだけど、ああいう言い方は、ないよね。
さあ私は、最後まで頑張るし明日から店を辞めてここに泊まる事にしたけど皆は、やっぱりコタツでミカンかな?
う~んそれも魅力的だけど、こんな事一生に一度体験出来るか出来ないかじゃない。
それならさあ、出来る所までやりたいよね。違うかなあ。
もちろん無理は、言わないよ。」
愛弓が皆に声を掛けた。
愛弓がとうとう店を辞めてここに泊まるとは僕は、正直びっくりした。
「純一君愛弓ちゃんは、なかなかの役者だなあ。
ある意味洗脳してるのかもなあ。
ああ言われて引き下がれないぜ。
だが、愛弓ちゃんもああ言ったからには、引き下がらないからなあ。
根性あるぜ。」
藤本が感心したように言った。
愛弓は、いつも肝心な所を分かってて動く。
僕も、藤本の意見に賛成だった。