「亮輔さん、翔さん、瑠衣さんのことはよく知ってますよ。」





「………は?!!」



外を眺めていた瑠衣までが愕然とする。





「…私は以前までFクラスにいましたので。」




「……陸、なんでF組の子なんかと婚約者なんだ?」


初めて口を開いた瑠衣が愛理を見て言う。




「………いずれわかる。」




3人は納得のいかない顔をしていたが海の存在に気づく。