「ぉ、おはようございます。…私の名前は愛理です。ふつつか者ですがよろしくお願いします。」




か細い愛理の声に陸がまた笑う。




「…ふっ。愛、愛はもっとシャキッとしろ。」



陸は愛理の頭を撫でた。





「………陸?…陸ってそんなことする奴だったか?」



「…はっはっは。……そうだったけか?」



陸は愛理を連れてダブルソファーに腰掛ける。





「……愛理ちゃんだったっけ?!…俺は亮輔、隣にいるのは「翔だよ」っで隣にいるのは瑠衣。」






その時、愛理はクスっと笑った。