幸せすぎた半年記念日の翌日

目を覚ますと9時だった

隣には大好きな人の寝顔
いとおしくなってそっと触れる

ベッドから出ようとすると
ぎゅっと腰を掴まれた

『ひゃあ!』

「観月行っちゃやだ〜」

『意味わかんないこと言ってないで
起きてるならご飯にしよ』

「観月が食べたいな〜」


そう言うと私のカラダをさわり始める

『ばっ、ばか!やめてっ・・』
「いーじゃ〜ん」

『まだ痛いしっ・・・』

「まじ?」

『まじ。だからしばらくなし!』

「ええ〜!!!」


そんなにですか?
確かに気持ちよかったけど
痛いんだもん

ベッドからするりと抜け出して
床に脱ぎっぱなしの部屋着を着て
朝ごはんの準備をする


「今日はゆっくりする?」

文哉が寝室で着替えながら聞いてきた

『買い物行きたい!
冷蔵庫からっぽだし、服買いたい』

「よしっじゃあちょいと遠出するか!
最近出来たショッピングモール
行きたくない?」

『行きたい〜♪』