「はあー・・・」


かれこれ2時間

3時間で終わると思った作業は
まだ半分しか終わってない


「まあ、うち帰ってもすることないし。
どーせいつかはやんなきゃ
だめだったんだから・・・」


黙々とファイリングをしていると資料室のドアが開いた

ドアの方を見ると営業の松下さんが立っていた

『あ、お疲れ様です。』

「お疲れ〜。てか、瀬尾ちゃん残業?」

『はい・・・
松下さんこそ、どうしてここに?』

「あ、俺は・・・」


そういうと松下さんはそっぽを向いてしまった。

まずいことを
聞いてしまったかもしれない