次の日

少し飲み過ぎた私たちは遅めに起きて支度をはじめた


『着たいものを着ればいいよね!?』

「うんって、あんたそれさっきから
何回言ってんの!」

『うう・・・』

「ほら、行くよ!」

『うん・・・』


電車に乗って街まで行く

私たちは好きなものが似てるので
だいたい好きな店も同じだ



「あ、これなんかどうよ?」

『それも可愛い〜!
本当迷っちゃうね・・・』

「観月会社でスカート履かないから
スカートの方がいいかもよ?」

『なるほどね〜』


あちこちお店を回って
私も陽子も手に紙袋をいっぱい持って
カフェに入った


「めっちゃ買った〜!」

『楽しかったねー♪』

「うん、ストレス解消になったわ!!」


時計を見るともう4時を指していた


『もう4時だよ!!』

「うそ、やばっ!
観月ほんとごめん!!もう行くね!」

『あ、うん!
子守り頑張って!!』

「ありがとう、じゃあね!」