『え、どうしよう!』

「どうしようって
普通にしてればいいじゃない
あたしは横山さんと喋ってるし」

『そんな・・・』


「何話してたの?」

気付くと後ろに文哉が立っていた

『あ、別に、ただの世間話!』

「そっか」

そう言って文哉は私の隣に座る

『おっ、お昼は?』

「もう食べてきたよ
な、浩大!」

「うん。
こいつが瀬尾ちゃんの顔
見たいっていうからさ〜」

「やだ〜、松下さん!」

「じゃ、陽子ちゃん
俺らは邪魔者みたいだし、あっち行こうか?」

「行きません。」


横山さんは陽子のことが好きらしく
しょっちゅうアピールしにくる

陽子はいつもピシャリと断るんだけど・・

「陽子ちゃんつれないなあ!」

そう言って陽子の横に座る
決してめげない