「10時!?!?」
中庭でお弁当を広げながら
陽子に昨日のことを話した
『ちょっと、声でかい!』
「あぁ・・・
だけどいくらなんでも
10時は早すぎるでしょ!
今時の高校生の方が
よっぽどませてるわよ」
『でもぎゅってされたよ?』
「キスは?」
『・・・されてない
しかも泣いて化粧とれた
ひどい顔見られちゃったし
あーあ・・・』
あたしはなんだか悲しくなって
両手で顔を覆った
「やっぱ、気使ってるってか
大事にしなきゃって
思ってるんじゃない?
あ、噂をすれば・・・」
『え?』
「陽子ちゃーん!」
パッと後ろを振り向くと
文哉と文哉の同僚の横山さんが
こっちへ向かっていた
中庭でお弁当を広げながら
陽子に昨日のことを話した
『ちょっと、声でかい!』
「あぁ・・・
だけどいくらなんでも
10時は早すぎるでしょ!
今時の高校生の方が
よっぽどませてるわよ」
『でもぎゅってされたよ?』
「キスは?」
『・・・されてない
しかも泣いて化粧とれた
ひどい顔見られちゃったし
あーあ・・・』
あたしはなんだか悲しくなって
両手で顔を覆った
「やっぱ、気使ってるってか
大事にしなきゃって
思ってるんじゃない?
あ、噂をすれば・・・」
『え?』
「陽子ちゃーん!」
パッと後ろを振り向くと
文哉と文哉の同僚の横山さんが
こっちへ向かっていた