「あのさ・・・」

『ん?』

「観月は多分これから本社だろうし
俺もしばらく支社で
遠距離続くかもしれないけど
これから何があっても
絶対に離れないし、離さないから」


それは私も同じ

色んなことがあったけど
それはきっと私には文哉しかいないって
神様が再確認させてくれただけなんだ

これからもずっと一緒にいたいのは
文哉だけだから


『私もだよ
遠距離って辛いなって思うときも
たくさんあったけど
でも文哉と一緒にいたい
離れたくないよ・・・』

文哉の手をきゅっと握る


「これからさ・・・
何が起こるか分からないし
もしかしたら観月に辛い思いを
させちゃうときもあるかもしれない
でも・・・
それ以上に幸せにする

だから、結婚しよう」