「いつまでもそこに立ってると、他の人に迷惑」



またまた〜っ!そう言って、本当はあたしと長く居たいんじゃないの〜?



「勘違いするなら手伝わない」



「いや!山下くんといる時間は1分1秒も大切なのっ!」



あたしは、ササッと忍者のように山下くんのお隣をキープした。



「………邪魔」



「ちょっとくらいお話したっていいじゃんっ♪」



「断る」



「ねぇ山下くん、あたしとくっついてることがそんなに嫌な…」



「嫌」



THE☆即・答!さすが、あたしの山下くんっ!



「いいから早く掃いて」



掃除なんてしたくない…でも掃除へ対する奉仕の心で、山下くんの心をゲットできるチャンスかもしれない!?



「よしっ、山下くんカモン!」