次の日。



「やっましったく〜ん!」



「………ん」



「グッドモ〜ニ〜ングっ♪」



「………」



はい!毎回恒例のスルー来ちゃいました!それでもめげるわけないジャナイ☆



「うふふっ、朝から山下くんに会えるなんて夢みた〜い!」



「……アンタが来ただけ」



「バレた?やっぱり、いつでも運命は自分から切り開かなきゃ♪山下くんとの恋の花が咲き誇るのもあと少しよねっ?」



「………勝手に咲かせんな」



ブスッとする不機嫌なお顔にも胸がトキメいてしまう。そんなあたしは重度の山下病ネ♪



綾ガキという中3にしては手強いライバルが登場しちゃったけど、負けるわけにはいかない!



こうやって日々の積み重ねで、山下くんとの愛を育んでいくんだからね!