夏休みのこと
クラスの企画であの人の家に行った時
とっても親切にしてくれたこと

暗い夜道を
『危ない人でるから』って言って
送ってくれたこと


授業中に思い出しては
唇を噛んで顔を赤くする


思えばあの日
自分の中でかき消した気持ち

あの時だって確かにあの人を『男の子』としてみてた


バカは私がそれに気づいたのは
たぶんその1ヶ月後くらいだった