家に帰って、婚姻届に名前を書いた。


−小松琉依−

見慣れない名前、聞き慣れない名前。


「3月21日…結婚記念日。
俺ら家族だな。」

「明日、バドミントン協会行かないと。
大生ぇ…キスほしいー。」

「しょーがないなぁっ」


久しぶりの感覚。


「このお腹の中にリオはいたのか…」


お腹をゆっくり触ってくれた。


「後で3人で写真撮るか!」

「そーだね!」