2年になって一ヶ月もすると


クラスのみんなとも打ち解けた




俺の仲の良いメンバーは同じ陸上部の隼人や


そのツレの修二



あとは1年の時のクラスメートの川崎や木村…




しかし俺の“親友”というポジションには


祐輔がいた




俺はハッキリ言って


祐輔のようなタイプは苦手だった




キライという訳ではない




ただあんなに輝いている男は


俺には不釣合いだと思っていたんだ




でも祐輔は俺の事を買いかぶっているのか



俺を常に立ててくれる…






親の離婚の事を話してくれたのも



そんなせいなのか…?