亮二、瑞穂、麻友、俺…



4人は一列になって


今まさに始まろうとしているイベントを心待ちにしていた





涼しい風が気持ち良い…





俺はあまりアルコールは強くないが



今日はなおさら回りが速かった





昼間にはしゃぎすぎたのと



横にいる麻友のせいだった…






こんなにドキドキしているのは



俺だけか…!?





俺のこの胸の鼓動が麻友にも聞こえていないかどうか



少し心配だった







『ドドドドーン!』




同時に女の子が叫び声をあげる…





いよいよ始まった!






俺は本当にこのひと時が




一生続けばいいのにと心から思っていた