俺の姿を見て麻友も驚いていた



その後少し照れくさそうに言った





「ちょっと早すぎたから…駿くんも?」



「うん…」




突然の事で俺は適当な言葉が浮かばなかった




二人でコンビニを出て



売店の前で二人を待つ事にした




ジュースを買って麻友に手渡す





亮二らを待っている間、少しだけ話ができた




でも…




それは世間話の延長のようなもので



麻友の私生活の事まで知る事はできなかった









「お待たせ~!」



瑞穂の声だ





混雑する駅構内から改札を出る瑞穂




(あれっ?亮二と一緒ちゃうんか?)






その後ろから両手いっぱいの荷物を持った



亮二が遅れて登場した