次の日の朝

やはり祐輔は元気がなかった




(まさか祐輔、あかんかったんかなぁ…!?)




俺らはその事が気になって仕方なかったが


祐輔が何も言ってこない以上聞く事が出来ない




満面の笑みで嬉しい報告があると


信じていたから…




昼休みにも祐輔は食欲がないと言って


食堂にも来なかった




『♪♪♪~』


俺の携帯に祐輔からのメールが入った



『今日の夜、家行っていい?』




絵文字もないそのメールに俺は


祐輔の恋が巧く行かなかった事を察した




『ええで!待ってる!』


それだけ返信した