3人のリアクションに


俺は後に引けなくなった




「えぇ~何それっ!?」



「まぁモテそうやもんなぁ…」



「でも3人同時進行って凄くない?」




酔った亮二も話を膨らます




「アイツ体力だけは誰にも負けへんって


よう言うてんもんなぁ!」




彼女らがおおウケしている




俺もここだけの話で終わると思い


それに便乗した




「アイツやったらあと2、3人増えても


大丈夫そうやなぁ!」




「マジでぇ~!?


女たらしで有名な子がおるって聞いたけど


あの子の事なんかなぁ?」




段々祐輔の“噂”が一人歩きして行く




そのうち話題も変わりまた4人は盛り上がった





軽い冗談のつもりだったんだ…






この時の俺はこの軽弾みな一言が



祐輔の運命を変える事になってしまうなんて






思ってもいなかったんだ…