また祐輔が顔を出した



「楽しんでる?


彼女ら、可愛いなぁ!」




そう言ってポケットに忍ばせていたビールを空け


一気に飲み干す




「駿、紹介せえよ!」



「お前は仕事せんでええんか?」



「今客も引いたからいけるよ!」





「私は未来、そっちの子が侑子!」


未来が自己紹介した




「今日はコンパかなんか?」



「まぁそんなもんかな…」




「じゃっ、ごゆっくり~」


そう言って祐輔は出て行った




「祐輔君ってすんごいカッコいいけど


勿論、彼女おるんやろっ?」



(やっぱりアイツは誰の目から見てもそうか…


一瞬でその場の話題を掻っ攫う)




少し面白くなかった



そして未来の質問に俺が答えた




「おるおるっ…しかも3人!」



アルコールが俺の口を滑らせた