こっちに向かってくる友哉に歩み寄り


亮二が何やら話し掛けている




次の瞬間俺の方を見て


頭の上で大きなマルを作った





仕方なく俺ら3人はE組に寄って行く事になった




その間も亮二は自分の中学校の事や



色んな話題で面白おかしく話して聞かせた





俺らがE組の前まで行った時



教室から担任が出てきた





(という事はまだ誰も帰っていない…



麻友も当然中にいる…)





俺の心臓が急にドクドクと音を鳴らせた





そんな俺には見向きもしないで



亮二は教室の窓をガラっと開けた





中の生徒が一気にこっちを注目する





亮二は平然と言ってのけた





「なぁなぁ、そこの彼女!アドレス教えてや~!」