甲斐 祐輔  13歳


俺は恋をしていた



ずっと胸に秘めた想いだった




人はそれを“禁断の恋”そう呼ぶだろう…




そんな事分かってる!



だから誰にも言わずこの胸に閉まっていた




ずっとそうするつもりだった




なのに…




突然の別れだった




父親の転勤で


俺の家族は関東に引っ越す事になった





潤子との悲しい別れだった…