楽しいはずだった京都の旅が


また最悪の日に変わって行く…




俺はまだ微かに期待していたのだ



もう一度チャンスがあるんではないかと…




その僅かな希望も崩れ去り


俺のテンションは落ちた





そしてそれからのその日の出来事は



あまり覚えていない…





麻友が祐輔に惹かれていったのも


当然といえば当然の事





祐輔にはそれほど魅力があった





その日以来祐輔と麻友の距離が縮まった







そして俺はひとり孤独の闇を



彷徨っていた…