絶好の好天に恵まれた遠足当日


俺らは天王寺駅で待ち合わせしていた




「うわぁっ!アイツらもう着いてるやん!」


一番前を歩いていた修二が言った




顔やスタイルも平均以上の4人が


並んで立っていればいやでも目立つ




「おまたせ~!」


修二が走り寄った



その後に隼人も続き


祐輔と俺はその後ろを歩いていた




「今日のあのコらの私服もイケてるやん!


なぁ、駿は誰が一番好みなん?」



祐輔が小声で俺に聞いた




余りにも突然で俺は返事をする事が


出来なかった




祐輔は多分真剣に聞いたんではないと思う




すぐみんなの輪に追いついて


何か話をしていた




麻友の顔が見える…




祐輔のさっきの言葉が俺の脳裏を過ぎった