二人は目があい、 男の子は穂乃に近づいてきた。 「紙、なんて書いてあった?」 「えっ、うちは彼氏って… けどいないからどうしよって…」 「…俺…さ、彼女って書いてあったんだよね。 よかったら一緒にゴール行かね?」 チャーンス! これで恥かかなくてすむじゃんっ♪ 「うんっ!一緒いこ!」 二人は走ってゴールに行った。