お前の担任の冨田雄輝…。
お前の…担任!!?
「え、え、えーーーーー!!!!」
「うっわ!!うるせぇっ!!」
支えられていた顎は、私の大声によって先生の手から解放された。
新しい執事の冨田さんと担任の冨田先生が同一人物!!?
ど、どうゆうことなの!!?
「な、なななななんで!?…だって眼鏡かけてないしっ!!」
「ツッコム所そこかよ!!」
「だって…イメージが違いすぎて…気づかなくて…。」
いつも眼鏡をかけている先生で慣れているせいか、今の先生は別人のように見えてしまう。
なんだそのタキシードの完璧な着こなしは!!!
そしていつものボサボサ髪はどこいったんだ!!!
「おい、だから見すぎだって。」
「え?あ、あぁすいません…。」