空港って、いつきても思うんだけど広いよなぁ。



人も沢山いて、通路だってこんなに…。





いつ迷子になってもおかしくない。






飛行機のチケットを見ながら目的の入り口まで歩いてみるが、あってるか解ったもんじゃないし…。








「そちらの飛行機でしたらこちらですよ。」






そう言って、親切な方が私の肩に触れながら教えてくれた。








「そうなんですか、ありがと…う…」









親切な方の笑顔は、優しさに満ち溢れていた。




まるで、愛おしいものをみつけるかのような…。




吸い込まれそうな瞳で私を見ていた。