一緒に居る時間は少ないけど、いつも私を気にかけてくれている。





多くを求められて辛い時はあるけど、その分やりたいことは全てやらせてくれた。







大きな愛で私を育ててくれたんだよね。








「ありがとう、二人とも。私は大丈夫だから気にしないで。」







そんな二人が私は大好きだよ。







だから、そんなあなた達を守れる位強くなって帰ってくるからね。










「父さん、母さん、行ってきます。」






「…えぇ、行ってらっしゃい。」







「行っておいで。」










二人とお別れのハグをして、私は再び歩き出した。