「食べよっか。」 「そうだね…。」 一通り話し終えると、何だか二人ともスッキリした表情になっていた。 鼻を真っ赤にしながら、いつのまにか運ばれていたパフェにスプーンをむける。 「溶けちゃったね。」 「ふふっほんとだぁ。」 どれくらい前に運ばれてきたのだろう。 アイスはもうほとんど原型を留めていなかった。 「でも美味しい!!」 「うん!!」 それからは、ただただ他愛もない話しをして亜季葉との最後の時間を過ごした。