えっと…今なんて?
「わ…ワンモアプリーズ…。」
「…だから、執事の仕事もしてもらうと言ったんだ。」
親父、ついにボケが始まったのか…?
俺が執事だなんてどうかしてる。
「そのために、小さい頃から色々訓練させてきたんだ。」
「もしかして…。」
小さい頃から紅茶やコーヒーの入れ方を仕込まれたりマナーを覚えさせられたり…。
それから料理だって…そこらへんのシェフに負けないくらいに修行をさせられた。
「あれは全部、執事になるためだったのか!?」
「あぁ、そうだよ。」
俺はてっきり将来どこに勤めても苦労しないようにだと思っていたのに…!!
とんだ番狂わせだ!!