それから一通り話し終わると、恥ずかしそうに話していた先生は私の耳元に顔を近づけた。



「もう俺のって事でいんだよな…?」



「えっ…。」



突然の先生の強気な発言に動揺が隠せないでいる私。



耳に触れる息があったかい。



俺のって…そんな恥ずかしい事聞かないでよ。



「いい?……麻椿。」



「!!!!」



今の色っぽい先生の笑みは、子供の私には刺激が強すぎる。



しかも、それに名前まで…。




「いいです…よ。」




どこまで私の胸を締め付けるの……?