「失礼します…って、あれ?」
自分が想像していたものとは全く違う部屋の様子に少し戸惑う。
…てっきり、空気の重い話し合いでもやるのかと…。
「お嬢様?」
全く返答がないのはなぜだ?
…どうなってる?
自分が想像したものとははるかに違うこの部屋は、明かりもついていない真っ暗なものだった。
田中がどこにいるかさえ解ったもんじゃない。
「……これか?」
パチッ
暗闇の中、手探りで探し当て電気をつけると、見えなかったものが全て鮮明に見えてくる。
「…おじょう…さ、ま?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…