「上田。」



飲んでいた紅茶を一度置き、ソファにもたれる。


すると、少しだけ眠気を感じた。



「どうなされました?」



私の眠そうな表情を見てか、上田も紅茶を置き、こちらをじっと見てきた。



「私は…いつからこうなってしまったのかな。」



「……え?」




「なんで…なんで私はこんなに弱いんだろう…。」



もたれていた身体をズルズルと倒していき、ソファの上に寝転がる。



眠いからかな、どんどん弱音がでてきてしまう…。




上田の驚いた顔を見ると言ってはいけないとは思うんだけどね……。