私を見下ろすシュウは冷たい目を向けてきて
背筋がぞくりとした
「仲良いんだね、あの後輩と」
「シュ、ウ……」
「家まで送ってもらってるんだ…?」
冷たく笑うと私の手を無理やり引っ張って
家のなかに押し込めた
ガチャリ、扉が閉まる
無造作に靴を脱ぐと
手を握られたままリビングへと連れていかれた
そして、近くにあるソファーの前で手を放されて
私はそこに座らされて、
シュウは私の顔の横に両手をつく
逃げられない…
「…リサ」
甘く囁くシュウの声に
私は小さく震えてしまう
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