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「お前、なんなのそれ…?」
屋上で寝転がっていると頭上で声がした
「は……?」
「こ、こわっ!!なんでそんな不機嫌なわけ?」
大袈裟に驚きながら言う敦に
俺はうんざりしながら顔を背けた
「別に、なんもねーよ」
だいたい、こいつに言えるわけがない
「なんか…最近変じゃねぇ…?」
敦は眉を寄せながら言った
「お前、昨日断ったんだろ?」
「何が…?」
「女だよ!いつもはそのままお持ち帰りじゃん!」
何言ってんだ、こいつ
でも、否定できない
本当のことだからだ…