「な、んで……」

「なんでってなに?リサだって、ほんとはやめたかったんだろ…?」

こんな曖昧な関係なんて…


その最もな言葉に私は口ごもるしかない

「それに、代わりなんていくらでもいるから」

「っ……」

代わり…

シュウはあの時私をあの子の代わりにしていただけ
だから、私はもう…


「リサじゃなくてもいい」

用済みなんだ、私とシュウの関係なんて
こんなに簡単に壊れてしまう…

シュウの後ろに見える夕日は悲しいくらい綺麗で、
観覧車はいつの間にか地上に着いていた