私の言葉を無視して無理やりのシュウに
私は必死に抵抗した
さっきまで、あんなに暖かかったシュウが
急に強引になって
近付いたかと思ったら
また、遠くに行ってしまったような…
泣きたいのを我慢して唇を固く結んだ
シュウ……
「や、やめて…っ……」
耳に届かないくらいのか細い声
私はぐっとシュウの肩を押した
すると、さっきまでの力が嘘みたいに
シュウ簡単に私から離れていった
ううん…違う
私が、突き飛ばした…?
ドンと鈍い音がして
シュウは背中を軽く打った
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